「Nitingale ver.LIT」はカーブを描く有機的なキー配列を採用した左手デバイスです。コンパクトな30キー構成でデスク上を広く使用することができます。
左に一列ズレたホームポジション(WASD)を想定しておりタイピングには向きませんが、各種アプリケーション用マクロパッドやPCゲーム入力デバイスとしてご使用いただけます。
「指を動かした先にキーがある」を目指した設計で直感的なキー入力をサポートします。
ANSI等通常の配列で満足できていない人のための、キーボード操作が楽しくなる左手デバイスです
ハードウェア
GateronのロープロファイルキースイッチKS-33を採用、パームレスト無しでも手が背屈することなく快適に操作を行うことができます。ホットスワップには対応していません。
MX互換のキーキャップを使用するためにプレートレスの仕様でスイッチとPCBを接着剤で補強した構成になっています。(キーキャップの自由度は高いがキーキャップの取り外し注意。)
FR4積層構造で軽量ながらも密な質感になっています。持ち運びには優れますが一般的なキーボードと比べると余裕のある安定感は欠けます。
rp2040を使用したコントローラー直付けキーボードです。
雑ですがGitHubで設計データを公開してあります → Tsuiha/Nitingale_verLIT
ソフトウェア
QMK Firmwareを使用しており、Remap等でキーマッピングを自由に設定することができる自作キーボードです。
QMKの機能を使用し、近年のゲーミングキーボードに搭載されている通称キルスイッチ機能を組み込んであります。(デフォルトオンのため不要な方はremapから無効にしてください。)
裏面に空いた穴はBOOTボタンとなっており、細い棒で押しこみながらUSB接続を行うことでファームウェア書き込みモードになります。(rp2040)
Firmwareの再インストールや変更を行う場合は下記ファイルを参考にしてください。
頒布
手元の残りを少数ですがBoothより頒布しています → Nitingale ver.LIT【組立済】
その他
Nitingale ver.LITは2023年にLIT様の協力を得て開発されました。
ミオニ様にレビューいただきました → Nitingale ver.LIT 簡易レビュー
2023年~2024年にかけてLIT様、遊舎工房様にて組み立て済み及び自作キットの委託販売を行いました。